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漢方コラム 71/313

Vol.244 スマホ老眼が増えている!〜パソコンやスマホのブルーライトに注意〜

パソコンやスマホ画面に使われているブルーライトは紫外線と波長が近く、目の奥にある網膜にまで達してしまいます。 網膜を傷つけたり、負担をかけると、眼精疲労、 視力低下、白内障、黄斑変性など目の疾患を発症させてしまう場合もあります。

太陽光と波長が近いことで、体に与える影響はほかにもあります。夜にパソコンやスマホを使っていると体内時計が狂いやすく、不眠など睡眠障害のトラブルが起こりやすくなります。

人間は朝に日光を浴びると、睡眠に関与するホルモン「メラトニン」が夜に分泌されます。しかし、夜にスマホを長時間見ていることは、夜に太陽光を浴びているようなものなので、眠れなくなってしまう可能性があります。  
東洋医学では病気予防の基本として「自然のリズムで生活すること」を重要視します。自然界のリズムに逆らうような生活を続けることは必ず病気を生み出します。パソコンやスマホは仕事や日々の生活に欠かせないものですが、使い方には くれぐれもご注意を!  

目を守るという点において、漢方にできることはたくさんあります。ドライアイ、眼精疲労、目の充血などは比較的早く改善を実感していただける処方があるのでぜひご相談ください。加齢黄斑変性、白内障、緑内障など難しい目の疾患に関しても、漢方薬と病院治療を合わせることでより症状を改善し、回復を助けます。目のトラブルは目だけの問題ではないため、体を総合的に捉えていく視点が必要です。
ブヘサ中村固腸堂
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