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漢方コラム 189/313

Vol.125 実年齢よりも重要な卵巣年齢〞漢方で体を整えて『妊娠力』引き出す

実年齢よりも重要な卵巣年齢〞子宝のための体作り
近年の目覚ましい医療の進歩で、子供を諦めなければならなかったカップルでも子宝を授かることができるようになりました。併行して子供を望むご夫婦が「まずは体作り!」と漢方や食養生に力を入れられるケースも増えてきました。
当店でも、これまで体外受精を10回以上チャレンジして一度も着床しなかったご夫婦が漢方と食養生で体作りをしてから再度体外受精にチャレンジして見事に妊娠されたケースが多くみられます。これまで薬で生理をこさせていた女性が漢方で体を整えると自然に生理が来て自然妊娠できたという人もいます。妊娠するためにはまず、健康体であることが重要です。もちろん不妊の原因は複雑なので、きちんと専門機関で基礎検査をした上で必要な治療を受けることをお勧めします。西洋医学と東洋医学はどちらも良い面があるので『良いとこ取り』をしてみてください。
漢方薬の役割は土台である体を整え、本来持っている妊娠する力〞を引き出すことにあります。また、女性は男性よりも年齢の影響を受けますから、ケースバイケースでさまざまな治療と併行して体作りをされることが望ましいですね。
初婚年齢が30歳を超え、女性がバリバリ仕事をする今の時代、一番大きな問題となってくるのは年齢です。女性は35歳を過ぎると卵子が老化してくるといわれています。しかし、大事なのは実年齢ではなく、『卵巣年齢』です。血管年齢や骨年齢などと同様に、若々しい卵巣を保つ事が大切です。そのための体作りをしてみてはいかがでしょうか。
ブヘサ中村固腸堂
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