漢方コラム
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Vol.66 生理で分かるあなたの体質 (2)
「Vol66 生理で分かるあなたの体質 (2)」の続き
C『気虚(ききょ)』タイプ:▼不正出血がある▼生理中は疲れやすく、腰がだるい、眠い▼風邪をひきやすい▼量は少ないか多いかの両極端▼生理周期はだんだん短くなるが、『血虚』を併せ持ち、その場合は遅れやすい?「気」が不足し、胃下垂など胃腸が弱い虚弱体質で、疲れやすいタイプです。
D『寒邪(かんじゃ)』タイプ:▼生理前に冷え、腹部が冷たい▼冷房や冷えに弱い▼量は多めで色は黒っぽい▼大きなレバー状の塊が出る▼周期は遅れ気味▼生理痛はきつく、冷えると一層ひどい?体の冷えが強いタイプ。冬場や夏の冷房で体調を崩し、体温も低い。
E『熱邪(ねつじゃ)』タイプ:生理前に肌が荒れ、ニキビや吹き出物が出やすい▼便秘になりやすく、食欲も増す▼生理周期は短くなることが多く、血は鮮やかな赤で粘りがある▼生理痛は軽く、舌をみると赤い?体に熱がこもり、のぼせやすく暑がりのタイプ。他のタイプより辛い症状が少ない。
生理の特徴でさまざまなタイプに分けられ、体質の違いが読み取れます。生理痛、生理前の不調、生理周期の変化など気になる点がある場合は早めに改善していくことで、婦人病予防に繋がります。
どのタイプにも共通して言えるのは冷たいものを避け、適度な運動で気も血も流れをスムーズにしたいもの。寝不足も×(バツ)です。漢方にはそれぞれのタイプに対応するものがあります。お悩みの方は気軽にご相談下さい。