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漢方コラム 285/313

Vol.29 『生理周期と肌の関係』−【生理周期(体のリズム)に合わせてお肌ケアを!!】

生理周期は主に月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4つに分けられ、その時々で女性は体調や肌の調子は変化します。◆月経期:生理期間の約一週間。女性ホルモンの分泌が一番少ない時期で、肌は水分や栄養素などが不足しがち。無理な運動や、冷えによりシミができやすく、カサカサ肌になります。◆卵胞期:生理後1週間。卵胞ホルモンの分泌が除々に盛んになる時期で、皮膚は水分量が高まります。一番お肌の状態が安定し、化粧ノリもよく、マッサージや、パックなどもオススメ。この時期の睡眠不足は高温期に影響するため、たっぷりの睡眠と栄養を摂りましょう。◆排卵期:黄体ホルモンと卵胞ホルモンがともに多く分泌される時期。皮脂分泌が盛んになり、べたつきやすくなります。

《生理前はリラックスして!食べ物やケアにも注意を》

◆黄体期:生理前の時期。卵胞ホルモンが急激に低下し、黄体ホルモンが急激に上昇します。Tゾーンや鼻、頬、あごの皮脂の分泌が活発になるので、ニキビが悪化しやすくなります。肌も敏感になりがちなので新しい化粧品の使用やスペシャルケアなどは控えめにしましょう。熱がこもりやすいので、辛い食べ物や脂っぽい食べ物を控えめに。便秘を避け、リラックスして過ごしましょう。高温期はイライラや月経前症候群などの体調不良を併せ持つこともあるので、周期に合わせた、体調管理とスキンケアを行うことが重要です。あまりに生理前の肌荒れが気になる場合は、外だけではなく、内からの改善が必要になりますので、体に負担のかからない漢方薬などの自然のもので「自然な体のリズム」を整えるのもよいでしょう。
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