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漢方コラム 311/313

Vol.3 『肌』 【肌は「健康」を映し出す鏡】

《肌のツヤや顏色、好印象のポイントに》
一目見たときに人に与える印象は何で決まるのでしょうか。表情はもちろんですが、目や鼻などのよしあしよりも肌ツヤや顔色が印象を大きく変えるのではないでしょうか。漢方では、症状や体質を見極めるために、問診の他に舌診(ぜっしん)といい舌を診たり、望診(ぼうしん)といって顔色やツヤをみたり、しぐさや声質、声の大きさをチェックする事も重要なポイントとなります。「肌は内臓を映し出す鏡」と言われるとおり、肌を見れば体が健康かそうでないかを判断することができるのです。
また、漢方では「肺は皮膚をつかさどる」「心(しん)の花は顔に咲く」とも言い、皮膚は五臓と密接に関係していると考えます。昔から成人女性特有のシミを「肝斑(かんぱん)」と言いますね。生理や妊娠に誘発されることも多く、女性ホルモンに深く関係しています。紫外線ケアをしていてもシミが出やすい人と出にくい人がいるのは、体質の違い、ホルモンバランスの乱れやアルコールの過剰摂取、タバコ、睡眠不足、ストレスなどが関与しているためです。質のよい食事と睡眠で養生をして内臓機能を高めることは健康的な美肌作りの基本!そして、生理前になると胸が張る、イライラしやすい、肌が荒れやすい、生理痛や生理不順などの症状があるという方は、根本的に婦人科を整えることで自然で健康的な素肌が作られてくるのです。
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